コーディング費用について
コーディング費用について、定期的にお問い合わせをいただいておりますので、こちらに目安を公開いたします。とても正直に書きました。
リニューアル案件のご依頼が多く、その場合は、さまざまな個別の要件が重なることもあり、価格表は用意しておりません。また、相見積もりを前提とするご依頼はお断りしております。※
※価格だけを選定基準とする場合、私よりも他の方に依頼される方が安いです。
目次
コーディング費用の目安
デザインデータやサイト構造が用意されている前提で、ざっくりと1サイト30万円〜60万円ぐらいの範囲に収まることが多いです。
- 環境構築&コーディング期間1ヶ月〜2ヶ月(事前打ち合わせを含まない)
- 納品後の保守は有償で承ります
- 必要に応じて更新方法動画などのガイドを用意します
- 制作期間が2ヶ月以上にわたる見込みの場合、着手時に前金として半金をご入金いただきます
前提・特徴
更新担当者の方が使用しているソフトやスキルにあわせて、納品内容を変えております。また、更新担当者の方が使い慣れているCSSフレームワークやコーディングガイドラインがある場合、ご共有いただければその方針に可能な限りあわせます。
事前にご相談いただけましたら、他システムとの連携にあたって都合の良いような構造を検討したり、ご提案いたします。既存サイトからのソース変換のご要望や、段階的なリニューアルなどのご要望にもお答えします。
フルリモートを前提としておりますが、必要に応じて東京近郊での対面打ち合わせや作業も検討いたします。
見積もりの基準
原則として、固定単価ではなく、お仕事のしやすさや、自分が引き受けたい仕事かどうかを基準にして価格を決めています。全体的には、古い技術を採用する方が高く、新しい技術を採用する方が安くなります。
原稿がWebの仕様を考慮しているか、予定通り揃うかなどの要因も含めて、お見積もり金額が多少上下することがあります。
デザインデータの種類
(金額高)Illustrator >>>>> PhotoShop > XD > Figma(金額低)
Illustrator でのWebデザイン管理は、色、コンポーネントの管理やデータのやりとり、もろもろの確認や調整に大きな工数がかかるため、見積もりが高くなります。ロゴデータのやりとりにAIファイルを使用するなどの場合は高くなりません。
Figma は Auto Layout や Constraints 、Styles やコンポーネント機能を活用いただけると助かります。
比較からは省きましたが Avocode や Zeplinなどのツールも使えます。
成果物の種類
(金額高)ダイナミックサービング※ > レスポンシブ(金額低)
※公開当初「非レスポンシブ」としておりましたが、より正確な「ダイナミックサービング」に表現を変更しました
制作環境の指定
(金額高)DreamWeaver > VS Code等のソフト(金額低)
ローカル環境を構築できない前提か、ローカルでPHP等が使えるかの違いです。現在メインのエディタは Intellij IDEA、共同作業の場合は VS Codeを使用しています。
(金額高)Sass 使用不可 > Sass 使用可(金額低)
(金額高)Git 使用不可 > Git 使用可(金額低)
その他
使用可能なツール
- (便利)Google Drive系>iWork系>Microsoft Office系(場合によって不便)
- Dropbox
- Slack
- Asana / Repsona / Backlogなど
その他のツールも必要に応じて覚えられます。
ジャンル・スキル
- Web ショップ制作(futureshop、MakeShop)
- CMS テンプレート制作
- HTML コーディング、各種CMS対応(microCMSなど)、Webデザイン、文章執筆
- STUDIOでのサイト制作
- Web サイト改善カウンセリング
- Web 制作関連ツール講師
- Futureshop 認定マイスター、アクイア認定サイトビルダー(Drupal 8)
- Next.js/Nuxt.js(静的サイトジェネレーターとして少々)
- Angular(趣味のWebアプリ制作のみ経験あり)
- Tailwind使用可だと嬉しいです…!
新規で引き受けていない案件の種類
- 違法・グレーな商材に関わる案件
- 楽○市場用のコーディング(私に依頼すると高くなりすぎると思います)
- WordPress サイトのテーマコーディング(ECサイトにオプションとして追加する場合や、Snow Monkey 使用の場合は引き受けます)
追記
あくまで私個人、現時点での見積もり基準です。全てのコーダーがこのような基準を持っているわけではなく、また、これが良いと推薦する意味でもありません。私とは全く逆のタイプの方もいて、はじめて健全な市場だと思います。
さまざまなタイプのコーダーがいるのに、一度でも頼んでみないと方向性が分からないというのはあまりにリスキーです。
この基準を見て『明らかにうちとは合わないな』と思う会社の方もいらっしゃると思います。事前に方向性がわかる方が、お互いにとって、そしてその先のクライアントにとっても、良いと思っています。